喝! 俳優 雲水 星太郎の芸能界ガチンコ修行日記

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help リーダーに追加 RSS 秘すれば華・・・ってこんなにいっぱい長々と書いちゃった

<<   作成日時 : 2008/04/15 23:47   >>

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今日はブロードウェイの演出家でハリウッド映画の監督でもあるロバート・アラン・アッカーマン氏がUPS代田橋スタジオに奈良橋陽子氏と一緒に来てくれた。近日公開されるラーメンガールという映画を撮っている程日本好きのロバート。撮影現場でラーメンを食べすぎたためラーメン嫌いになったとお茶目なことも言っていたが、ラーメン通の自分としては聞き捨てならない。

ロバートによると俳優として一番重要なことは二つ。一にrelax、二にlistening。actingをする必要はないという。その理由は全ての人が自分の中に輝くものをもっていてそれをliveした状態でとりだすには相手のことをlistenすることが最も大事だからだという。そうすればinstinctivelyに俳優として生きることができる。

日本の俳優にはセリフを覚えてほしくない、ということも言っていた。セリフを覚えることを気にしてどこで自分が感情的になるかまで計算していたりする。それよりもとにかく相手を聞いてほしい。役作りに関して、その役がどんな部屋に済んでいて、どこでよく買い物していてどんな人間関係で日常生活を送っていて最初にsexを経験したのはいつか、そこまでよくよく想像力を働かせ、自分がわくわくして演じることができることを期待してる。この話は誰もがうなずいて聞くが実際にやる人は少ない、という言葉も胸に響いた。

actingという芸術をますます魅力的に感じた。


ロバートが日本の人達と仕事をしていてよく感じることは、上下関係のある文化からか自分の意見をもっているのだろうけれども明確に表現しないことだという。
自ら積極的に発言することがあまりなく質問をしても手を上げる人が少ない。何かを言ってもあいまいな表現が多い。新米の俳優が演出家や先輩の俳優に考えを伝えることもなく現場でのコミュニケーションをもっととるといいのではないか必要があるのではというアドバイスを下さった。

これについては、日本には「秘すれば華」という言葉のように思った感情をそのまま表にださない伝統があり、例えば「永平寺では上山当初ハイかイイエ以外の言葉は使えない」という事実を引き合いに出し、日本人が世界で仕事をする中で、日本人特有の性格の美点はなにかということを聞いてみた。日本人のこの性質には何か深い理由があると思うからだ。

すると、俳優をやるinsideのpassionについてはどこの国の人も変わらないので、相手が何を伝えようとしているのかをよくlistenしてそのreactionを"acting"することなくそのままだせば日本人もすばらしい演技ができるということを知っている、といってくれた。日本人には日本人の、いやnationやcultureに関係なくその人しかできないすばらしい演技ができる、と。
実際に黒澤明さんや小津安二郎さんがとても好きらしい。映画に国境はありません!だって。賛成!これは演技だけでなく今日の国際社会でそのまま使えそう。

最近、日本人の感情を表にすぐにはださない気質や、厳しい上下関係、年功序列は実は平和な社会を継続させるためにとても効果的な智慧なのではないかと確信してきている。これについては今後あらためて書いていきたいが、例えば永平寺では能力の有無は毎日やる仕事の業務に全く関係ない。すべての地位は年功序列で決まる。能力主義の今の社会からみると一見非合理的に見えるが、実は大変優れた全体の和を考える平和的な秩序であることが実際に暮らしていて感じられた。そしてそれを支えているのが目上の人のいうことは何でも素直に聞き入れ、断定的な物言いをせずあいまいに和を尊ぶ日本人の気質なのである。

今日はとても楽しい話をきけたので長々とまとまりなく書き連ねてしまった。全然秘すれば・・じゃない・・・。

近いうちにロバートと一緒に仕事できるよう精進しよう。

どうぞよろしゅう

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、お久しぶりです。
といっても、誰が誰だかわからないでしょうね。
いつか、永平寺でばったりお会いしました者です。
そのときに一緒にいたひととの間に娘が出来、もう二歳になりました。
で、私はわたしで現在は作詞・作曲の仕事を年に数回お受けすることになり、来年大きな仕事を控えています。
そんなこんなで、元気にしています。
またいつか、舞台を拝見したいと思いますのでそのときはお声をかけますね。

おやすみなさい。。。
ウノ・ミュウ
2008/04/16 01:29
こんにちは。また面白い…。
「ゾウの時間ネズミの時間」という本によりますと、日本人があいまいで争わないのは島国に仲良く暮らす知恵だそうですよ。
どひんしゅくをかってもスタコラサッサと雲隠れできる大陸とちがって、逃げも隠れもできない狭い島では、平均化してゾウは小さく、ネズミは大きくなるらしい。(ホントかなあ?)
大陸の生き物って、猛々しいですよね、ブラックバスにしても、ミドリガメにしても…
でも、今後情報化社会で世界が狭くなったとき、役立つのは争わない日本人の知恵かもしれない、そうです。
がんばってください、でも星太郎さんも平均的日本人からはちょっと規格外っぽいような…(^^;
n.k.
2008/04/16 10:50
ウノさん
ありがとうございます。
作詞、作曲をしていらっしゃるんですね。是非聞きたいです!
舞台の仕事も今後やっていきたいと想っています。

どうぞよろしゅう
seitaro
2008/04/16 17:58
おっしゃる通りですね・・・現代は技術の発達で地球が一つの狭い島国となってきているのかもしれませんね・・・

ゾウのことについて別のブログでちょうど言及していたのでこちらも御一瞥いただければ幸いです。

http://www.seitaro.jp/co-ho/2008/04/post-54.html
seitaro
2008/04/16 18:02
御丁寧なお返事ありがとうございます。
でも、これ読みづれー、ってか読めないんですけど…
素〜に面白いですね。。
(褒め言葉ですよ!)
n.k.
2008/04/16 20:31
n.kさん
末っ子で褒められてのびるタイプですから褒められてると素直に受け止めることにします・・・ありがとうございます・・・
seitaro
2008/04/18 17:47

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樋口 星太郎
樋口 星太郎
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1981年1月31日(A型)

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